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2007年6月18日 (月)

アスピー先生

筆者が子供の頃、アスペルガーとしか思えない先生がいた。

失言が多く、デリカシーの無いことを言ってはしょっちゅう子供たちを泣かせていた。

ある日、筆者がイジメられていると知ったセンセイは、放課後の教室で烈火のごとく加害児童らを叱責、柳眉を逆立て鬼の形相でボコボコに叩きのめした。その間、廊下に締め出されていた他の児童らは野次馬と化していた。見せしめである。

加害児童らは泣いて反省し、以後筆者と毎日遊んでくれるようになった。そのうちの一人とは親友になれた。

この先生は20代の女性だった。彼女の息子が筆者と同じ名前だったこともあり、よく声をかけてくれた(筆者もセンセイが繰り出すデリカシーの無い皮肉に傷つきまくっていた子供の一人なのだが…)。

美化しすぎかも知れないがセンセイに黒縁メガネをかけさせるとアンジェラ・アキそっくりになるのではないか。 彫の深い顔立ち、魔女のような黒髪、青白い肌、ある種独特のオバハン臭さ。しかしファッションセンスは全然違った。筆者はアンジーのそれの方が好きだ。

友達になった元加害児童らと一緒にセンセイの家へ行ったとき、センセイが高そうなメロンを惜しげもなく出してくれたことを今でもハッキリ覚えている。筆者の数少ないいい思い出の一つだ。

利害の無いところでまで私的に会ってくれるのは、
個人主義者の筆者でも嬉しいものである。
いや、個人主義者だからこそ私的に会うのだろう。

はてさて、デリカシーの無い人に悪意があるのか?
よ~く考えてみよう。

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コメント

へぇ~、面白い!!

しかも、いい話しやね。

投稿: 未来 | 2009年1月 7日 (水) 09時42分

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