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2007年7月30日 (月)

くたばれ!Jホラー

「アメリカのホラーには驚きがあるだけで精神的な怖さが無い」
「日本のホラーは精神的に怖がらせるから素晴らしい」

と、世間では評価されているが、筆者は逆だと思う。

アメリカの映画製作者たちは観客を驚かせるのがウマイだけではなく、精神的に怖がらせるのもウマイのである。日本の映画製作者たちは無粋で下手だ。

Jホラーやテレビの怪談ドラマは、精神的に怖いのとは違う。その実、長い黒髪の女幽霊が怖いだけだ。

つまり、クリーチャーのビジュアルで怖がらせているだけなのである。決して演出だけで精神的に怖がらせてくれるものではない

クリーチャーや効果音に頼らず、演出だけで精神的な怖さを味わせてくれるのは、やっぱりアメリカ映画!

筆者がすごく怖かったのは、1972年日本公開の
       『呪われたジェシカ』である。
これは精神的に怖い。吸血鬼映画だから多少の特殊メイクはあるにせよ、それはただの道具立てであり、映画全体に張り詰めた不安感、精神的な怖さが凄い作品。そして見終わった後にも記憶に残る、不気味で、しかもカタストロフの美しい名作なのである。

これだけ優秀なホラー映画が、ほとんど知られておらず、DVDも無いのは残念だ!
リメイクされる話もあるそうだが、多分オリジナルの怖さには適わないのではないか。

   ↓ここからはネタばらし。未見の方は注意!
特に怖かったのは精神障害の主人公ジェシカが孤立して追い詰められていくところだ。
やはり名作の『 ローズマリーの赤ちゃん 』を彷彿とさせる、誰も信用できない、夫すら信用できない恐怖!
「吸血鬼がいる!」といくら訴えても周りの人たちからは精神病のせいにされてしまう。自分でも本当に精神病のせいかも知れないと思う主人公。でもやっぱり・・・。
    不安!恐怖!精神衛生上よくない映画だ!

世界名作シネマ全集・ジャパニーズ・ホラーの傑作

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