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2008年10月 3日 (金)

夢をかなえるゾウ

昨日、日本テレビ系で放映されたベストセラー・ドラマ・スペシャル『夢をかなえるゾウ』では、人生を成功に
導く“課題”がいくつも提示された。

特に“最後の課題”が意外や意外、ストイックな
他力本願(!)思想だったから驚いたw

世間の多数派にも、そんな感性があったのかなぁ。

しかし筆者がどうしても解せない“課題”もあり、
それは 「まっすぐ家に帰る」 というもの。

ナ、ナント、社交を断れというのである!

みんなの誘いを断って大丈夫? この国ではほぼすべての組織が「擬似家族関係」になっていて、“付き合いの悪い奴”は徹底的に嫌われ、“村八分”にされるはずなのに…。

もう一つ不思議なのは、主人公がポジティブ・シンキングで脱サラし、すぐに成功を収めてしまったこと。

いくら暗示にかかったからといって、華奢な青年がたった3年で新進気鋭のカリスマ・カメラマンになれるなんて、絵空事だ!

あのギョーカイがどんなに厳しい世界か、脚本家は
リサーチしなかったのかな?

そういえば、これまたベストセラーの『ちびまる子ちゃん』でも、たまちゃんのお父さんがカメラの趣味にのめり込んでしまい、ついには「会社辞めて、プロを目指す!」 と決意を固め、家族を泣かせていた。 困ったものである。

我々は、ほとんどのアマチュア・カメラマン(ウーマン)が
下手の横好き”であることを把握しておくべきだろう。

仮にプロと同じ技量があったとしても、カメラマンという職業には体力が要る。普通の人が脱サラして いきなり務まる仕事じゃないのだ。

いつかは「スポットライトを浴びる“玄人さん”」になりたいとみんな思っているようだが、そんな趣味の悪い希望的観測に価値は無い。

夢をかなえないゾウこそが、ニヒルな本物の神様だッ!

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