デスノート DEATH NOTE

2009年1月17日 (土)

L change the world

昨晩、日本テレビ系列「金曜ロードショー」で放映された『 L change the WorLd 』。

前半は良かった。 工藤夕貴がエルに助けを求め、エルがその背後に写っている人物に刮目するところまでは面白かった。

しかし中盤以降、南原が登場してからは豹変して
サイテー映画になった!

本当に、途中から脚本家が変わったんじゃないかって
思うぐらい凡庸なテレビドラマみたいになってしまった!

エルは逃亡してワクチンを作っただけだし、
テロリストは自滅しただけだし…。

いわゆる“頭脳戦”が無かったのは本当に意外!(;O;)

脚本家にしてみれば、エルが暗号を解く くだりが
頭脳戦のつもりなんだろうが、しかしその暗号は
敵が仕掛けたものじゃない(汗)。

こんなもんは “頭脳戦” でも “ダマし合い” でもない。

筆者が一番観たかったのは探偵と犯人のスリリングな駆け引きであり、犯人が物理的に襲って来て 探偵が逃げ、犯人が勝手に自滅するというような噴飯モノのB級アクション・ドラマなんかじゃ断じてない!

工藤夕貴は好演していたが、テロリストの部下たちが素人っぽくて貧相で、とてもプロのヤクザ者には見えない。

しかも そのテロリストのボスが高嶋政伸で
ゴジラ映画の雰囲気…(ホテルじゃないw)。

南原といい、高嶋といい、デスノートのシリアスな世界観をぶち壊しにした。 完全にミスキャストである!

ミスキャストといえば、筆者は実写版のエルとアニメ版のニアが好きなのだが、このニアが東南アジア人になっていた! これまたイメージぶち壊し!!

“エルを継ぐ者” は青白い少年でなきゃいけないのに!

肌の色だけじゃない。このタイ人はよく笑う(!)のである。 さらに あろうことか、日本人少女が泣いているのを見て自分も もらい泣きする!

こ、こんな自閉的・明るい定型的な俗っぽい子供が、なんでニア様なんだよッ!

しかもラストでは実写版エルがニコニコと微笑みながら(!)「ワタリ、この世界で もう少しだけ、生きていたくなりました」 などとお追従を言う!

つまり多数派の観客は、“暗い子”が不器用にも明るく
成長する(!)姿を見たいだけなんだ…イヤラシイ!

オデは努力なんか絶対せんぞ!!
誰がお前らなんかに洗脳されるかッ!
OLにっぽんの中国人じゃねぇーぞ!

エルも、ニアも、「この世界」じゃなくて自閉世界
住人だろーがッ<`ヘ´>

今夜から自閉女優(笑)ミムラが松山ケンイチと共演
するテレビドラマ『銭ゲバ』(やはり日テレ)が始まるが、
L change the WorLd 』こそ惰性で作られた愛情なき
銭ゲバ映画
だったのである!

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2008年8月26日 (火)

デスノート批判リライト

今朝投稿したデスノートへの疑問について、筆者なりに解釈ができたので説明する。

デスノートには実は映画の中で触れられていない
“死神のルール” も存在するからそれを捜査陣が
レムから聞き出していたと 仮定すれば、ラストの
自己犠牲にちゃんと意義が見出せるのである。

そのルールとは「人間界で同時に存在していいデスノートは6冊まで。よって死神も6匹(動物かよッ!)まで」というもの。(今日ネットで調べて初めて知ったルール!)

 

   ※ここから先はネタばらしになりますので、
      未見の方は読まないでください

 

このルールをエルが知ったと仮定すれば、彼は当然
3冊目~6冊目が人間界に存在し、それをライトや弥
ミサが“切り札”として隠し持っている可能性を考慮し
ただろう。

それでその“切り札”を出されても大丈夫なように、先に自分の名前をデスノートに書いておいた…ってわけだ!

デスノートを捜査陣が保管中であるにも関わらずキラによる粛清が再開された時、すかさずライトが「殺人ノートは他にも存在してるってことかぁ」と発言して、みんなにもう1冊以上の存在をほのめかしている。…しかし!

2冊目はワタリが押収し、3冊目~6冊目はその前提となる “死神のルール” が劇中に一度も登場しない

解決の手がかりとなる情報が視聴者に示されず、「実は登場人物たちは知っていた」というのは、推理モノとしてアンフェアなのではないか?

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デスノート the Last name

前回はアニメ版第2部を批判したが、今回は映画版
第2作『 デスノート the Last name 』について。

本作のラストには、原作にない鮮やかなドンデン返しが用意されているのだが、そのオチが、筆者にはちょっと解せないのである。

スピン・オフの次回作『 L change the WorLd 』への
伏線となる“自己犠牲”に無理があるのでは…!?

 

   ※ここから先はネタばらしになりますので、
      未見の方は読まないでください

 

リュークのデスノートは執事のワタリが、レムの
デスノートは夜月警部が持っている。このような
安全な状況で、なぜエルは「殺されない代わり
に23日後には死ぬという契約を交わしたのか?

エルは死んだフリをしてライトの尻尾をつかんだわけだが、「切り札が死神だったとは予想外」と発言しているので、彼は死神にではなく弥ミサに殺されることを想定していたはずである(弥ミサは本名を知らなくても顔を見るだけで エルを殺せる“第2のキラ”と目されていた)。

…しかしそのデスノートはワタリがスリ替えたニセモノ
 である! ゆえにエルが死ぬ心配は無い

だったらナゼ本物のデスノートに自分の名前
を書いて自殺する必要があったのか

ひょっとしたら、エルはめちゃくちゃカンの鋭い奴で、
「高田キャスターの殺害現場に居合わせたライトが
 デスノートの切れ端を持っているに違いない!」と
そこまで推理・想定していたのか?

仮にそうだとしても、弥ミサがデスノート本体を持って
来る
のだから、ライトが切れ端を使う可能性は低い。

そんな低い可能性に備えて自分の命をあきらめたの?

偽ノートをつかまされた弥ミサに殺されるフリを
するだけで十分だったのではないか?
 

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2008年8月22日 (金)

デスノート・リライト2

つい今し方、テレビで観たデスノート・リライトの続編で
腑に落ちない部分がある。

本物のデスノートを銀行の貸金庫からスリ替えたと
言っていたが、そんなことが可能か?

「金庫を開けるのは簡単だった」というセリフがあったがそもそも行員に見つからずに近づけるのか?

代理キラの魅上は尾行されていることを知りながら
なぜ軽率にも貸金庫へ行く気になったのか?

それと、最後の解決法が偶然に頼ったのは少しアンフェアな気がしないでもない。知能ではキラが勝ったということ?

まぁ、優秀な推理小説の謎には概して偶然の要素が入っているものだから、筆者が作者でもあぁしたと思う。

最近、別の記事で紹介したガストン・ルルーの
黄色い部屋の謎』の密室トリックも偶然に頼っ
ているし…。

完璧なトリックはといえば、アガサ・クリスティーの
そして誰もいなくなった』ぐらいだと思うが、これと
て 探偵が見破れずに終わるからアンフェアといえ
るだろう。(でも不満は残らない名作!)

 トリックに穴があるのは今に始まったことじゃ
 ありませーん♪」 と古畑任三郎が言っていた。

実を言うと筆者も、オリジナルの密室トリックを思いついて小説にしようとしたことがあったのだが、わずか4ページ書いたところで挫折した。

筆者は理屈が言えるだけで、細かい情景描写なんか
出来ないのである。

 

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