洋画&海外ドラマ

2014年12月31日 (水)

ポアロ死す

7年半以上前、ロンドン・ウィークエンド・テレビ制作の『名探偵ポワロ』をこのブログ上で特集した。

当時はシリーズ18周年の年で、日本では第9シリーズのDVDボックスが発売されたり、第10シリーズの最終話が放送されたりした。

今年2014年は25周年で、とうとう日本でも最終回を含む最後のシリーズが放送された(本国イギリスでは
2013年放送)。

今回の最終シリーズはまだ録画しただけで全部観れてないし、また忙しくて特集記事も書けなかったけど、思ったより良かったぞ!

特に 第67話「ビッグフォー」と第70話にして最終回「カーテン~ポワロ最後の事件~」がすごく良かった。

25年目にしてとうとうポアロ(ポワロ)死す!!
大変よく出来た話でした。

敬虔なキリスト教徒であるポアロが最期に正義を貫いて死ぬ衝撃の結末。

実はその原作、『名探偵ポワロ』が日本で初放映された当時、文庫本で買いました。

でもポアロが死ぬのが寂しくて、25年間ずっと
読まずにいたんです。

ヘイスティングスやジャップ警部といったお馴染みのサブ・キャラが出なくなった第9以降の新シリーズには、正直、何も期待していなかったけど、今シリーズは最後の事件を含め良かった。

特に旧シリーズのファンを泣かせたのは第67話「ビッグフォー」でお馴染みのサブ・キャラ3人が勢ぞろいしたこと!

白髪・初老になり、妙齢の娘までいるヘイスティングスは、今でも青年当時の雰囲気のまま!

秘密結社ビッグフォーに旧友ポアロを殺され、憤激したヘイスティングスは、ビッグフォーに恐れをなすジャップ警部に「そこまでフヌケだとは思わなかった!君が尻尾を巻いて逃げるなら、僕がやるだけだ!」と捨て台詞を吐いて、単独復讐に駆け出して行く。

この青年らしさが相変わらず(笑)

ヘイスティングスの正義漢ぶりにジャップ警部とミス・レモンは「老兵は死なずですね」と苦笑するw

親友ポアロの仇を討ちに巨大な敵ビッグフォーに独りで立ち向かう老青年ヘイスティングスの姿に、筆者も感動した。(その勇気が空回りなのだがw)

故・富山敬に代わってヘイスティングスの声優になった安原義人もいいね! 青年の雰囲気なら富山敬の声がピッタリだろうけど、オジサンになったヘイスティングスの声としては安原義人でも違和感ナシw

この最高のTVドラマも遂に最終回を迎えた。
ポアロ…いや、ポワロ死す!

「カーテン~ポワロ最後の事件~」は、年老いて車椅子生活になったポワロとシリーズ最凶の殺人魔がガチ対決する凄絶な話。

殺すぞテメー!!って感じの本気の戦い。…ガクブル (((;゜Д゜)))

どれだけガチな戦いかというと、次のようなやり取りがあるのだ。

「これからどうしようと?」

「処刑する」

「ではお手並み拝見だ」

「首でも洗っていたまえ」

「僕を殺す? それは犯罪じゃないのかなぁ。それでナニか? 縛り首から逃れるために自殺でもするか?」

…こ、怖い(>_<)

年老いてヨボヨボのポワロ爺と若い殺人鬼、
勝ち目ないだろッ!

こんな緊迫の状況で、ポワロ爺に心臓発作が…!

これ幸いと心臓の薬を取り上げる犯人w 意地悪!!

や、やめてーーー!!!

こんな最終回です(;゜Д゜)

法律で裁けないサイコな犯人。最初の“ポワロ死す!”
である「ビッグフォー」の犯人もサイコだったし、こういう
犯人が一番怖い。

最終回ではトレードマークのヒゲを落としたポアロ(デ
ビッド・スーシェ)も見れます。 タダのオッサンですw
いろいろな意味で凄い回です。

25年の集大成、有終の美を飾るに相応しい壮絶なる最終回でした。

「友よ、あなたと過ごした時間は、本当に楽しかった。
 えぇ、最高の日々でした」

ヘイスティングスへ贈った最後のメッセージは、そのままポワロさんに返します!

ありがとう。さようなら!

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2010年1月18日 (月)

ドッグ・ハーバー

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2009年8月16日 (日)

硫黄島からの手紙

我が家に初めて薄型テレビが到来した。
筆者の具申により、プラズマ方式の機種となった。

フツーは液晶式を買うところ(特にこだわりのない一般消費者は)だが、暗い場面の多い映画を観るにはプラズマ式の方が有利なのである。

終戦の日の昨日、フジTV系列(我が家では地デジw)で映画『硫黄島からの手紙』が放送されたので観た。

この作品、前から興味がなかったわけではないのだが、何となく観ずにいた(レンタルするのもめんどくさいしな)。

でも昨日は期せずしてハイビジョンで観賞できた♪

暗いシーンが多く、彩度よりもコントラストを大切にした映像の作品なので、プラズマ・テレビで観るには最適な作品だったかも知れない。(ちなみに、映像も趣向も両方暗い映画は『ガ○ヘ』w)

渡辺謙はハマリ役。 ラストサムライの時と同じような役柄だが、面白いのはアメリカ滞在時代を回想するシーンで、まさに国際エリートw 上流階級夫人(アメリカのヤンキーセレブw)とニコニコ談笑する“紳士的な態度”wがヌボーッとしたラストサムライとは大きく違う点だ。

いわば前者は定型エリートで、後者は自閉エリートw

二宮クンはいかにも等身大の一兵卒って感じでよかった。あの役をスラッとしたイケメン俳優がやっていたら興醒めだったろう。

中村獅童は相変わらず。 レッドクリフや男たちの大和と同一キャラ

泣きそうな顔をした加瀬 亮が、犬も殺せないヘタレ憲兵という役で、これまたハマリ役w

海や浜を埋め尽くすほどの米軍の大軍は、CG特撮&ハイビジョンの真価を見せつけられた気がした(;O;)

脚本も面白く、巧みだった。 演出も悪くない。
手りゅう弾で自決する日本兵の人体破壊シーンといった視聴者サービスwまである。

でもなんか、最近の映画って心に残らないんだよな~。
ビデオソフトを買ってでも何度でも観たいような強烈な傑作が、昔の作品にはゴロゴロあったのに…。

硫黄島からの手紙』は良心的な作品だったが、全的に日本軍が出てくるハリウッド映画には珍作・迷作・怪作・噴飯物が多く、SF映画と並んでサイテー映画の宝庫的ジャンルなのだが、皮肉にもそのサイテーぶりがビデオで何度でも観たい面白さだったりするのであるw

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2009年5月29日 (金)

ダ・ビンチ・コード(ネタバレあり)

総長が捏造を認め、実際には第二次大戦後に発足したという「シオン修道会」を、マジで世界最古の秘密結社として描き、“聖杯”すなわちイエス・キリストが人間であった証拠(教会の権威を失墜させる真実)を巡る キリスト教会VSシオン修道会陣営の攻防!

いや~、面白かったですッ!
なんでもっと早く観なかったんだろ。

本作が流行ってた頃、ダビンチコード・ブームだと聞かされて「誰がそんなブームに乗るかッ!」と反発して、筆者は本作をずっと白い眼で見てきたのだが、TV放映するというので 「ま、タダなら観てやってもいいかな」 と思い(ゆるいw)、一応録画しておいたのだ。

それでも何日も観ずにいたのだが、知らぬ間にハードディスクが聖杯…もとへ、満杯になってしまっているのに気づき、「これじゃ、何も録画できないよ!(;O;)」と慌てて本作の観賞に踏み切ったのである。

キリスト教会を嗾けてシオン修道会を迫害し、聖杯の
秘密を知ろうとする黒幕、マグニートー

トム・ハンクスが聖杯の在り処を示す地図をぶっ壊してダメにしちゃった瞬間の、あの聖杯マニアの狼狽ぶり!胸の空くような思いがしたなぁ。

悪弊を取り上げられた定型発達者を想像した次第w

「少数派がシンパシーを感じられる映画が観たい」とおっしゃっていたニヒリスト氏や他の虚無主義人たちにもオススメの一本でっせ!!

でも知能の低い人にはちょっと難しい映画かもしれない…。そーゆー人には簡易版(笑) ナショナル・トレジャー』 がありますッ!( これもTVで観た(^^)v )

            …ところで!

本作の重要部分に秘密結社ジヘーメーソンの暗号が隠されていたことに気づきましたか?

暗号といっても、かなり露骨に示唆しているんですが…

ローマ帝国時代、キリスト教と国教の地位を争う
正義の宗教が存在した。もしもキリスト教が勝利
していなかったら、こちらが世界宗教になっていた
と思われる。 ヴァチカンも脅威に思っていること
だろう(-。-)y-゜゜゜

キリスト教の権威が世界を席巻するその陰で、この
正義の宗教は粋な少数派たちによって細々と余喘
を保ち続け、その命脈は今も秘かに受け継がれて
いるという…!

キリスト教や定型発達による迫害に抵抗し、この宗教、延いては自閉文化を守る目的でいくつかの秘密結社が現代まで暗躍してきことは、発達史の教科書には決して載らない公然の秘密である。

偉大な学者や芸術家の多くはアスペルガー症候群だったと言われているが、彼らが秘密結社の下位構成員であったことを、みなさんはご存知だろうか?

ジヘイ修道会、チンポコ騎士団、そして秘密結社ジヘーメーソン団へと受け継がれてきたその秘儀・秘術は、世界を真の平和で満たす正義の知識であるという!

ジヘーメーソン団の初代総長はなぜか日本人である。 そして日本にも“キリストの墓”が存在する。 これは何を意味しているのだろうか?

青森県に上陸したイスキリスとは、イエスのことではなく、実は単純にキリギリスが訛っただけなのでは…。
 

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2009年3月 7日 (土)

幸せのちから

公開時、観に行こうと思っていて見逃した作品。

昨日 日テレ(また!)で地上波初放映されたので観た。

この作品から得られる教訓は、生まれつき知能が高くて行動力のある人間しか幸せになれないってコト…。

題名が『幸せのちから』になっているが、たしかに実力が無いと這い上がれないような世界観だった…。

ルービック キューブを短時間で全面揃えて 採用担当者に気に入られるような猛者が主人公…(汗

専門家でもないのに最新の医療機械を自分でパーツ買って直す(!)ほどの器用なホームレス(なぜ?)。

学校のクラスでも 軍の部隊でも 成績はトップだった

株式ブローカーの候補者20名中、たった1名だけの採用枠に見事合格するような切れ者。

…そーゆー奴しか貧しさから抜け出せないのかよッ!

アホらしい。 成人発達障害者にルービックキューブなんか出来るかッ!!

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2009年1月14日 (水)

カプリコン1

Photo_3     ▲ “人類初の火星着陸”をスタジオで捏造!?

といっても、これはSF映画の中の話である。筆者が
生まれた年に製作された『 カプリコン1 』。

これまた残念な作品なんですよねぇ…(-_-;)

火星へ行こうとした宇宙飛行士たちが突如スタジオへ連行され、まんまと火星有人着陸が捏造される序盤は面白いんだけど…(-_-;)

ジェリー・ゴールドスミスの音楽は相変わらずカッコイイし、NASAが途中まで(汗)全面協力したというディテールや科学考証もリアル。

ハードSFの雰囲気バッチリの序盤なのに…。

中盤以降は脱走した宇宙飛行士たちの逃避行が
延々と続くだけのダレダレ演出。 つまらない!!

ヘリでの追跡劇を高く評価する声もあるが、筆者に言わせればこんなのはSFテーマとは関係ないチグハグなシークエンスである<`ヘ´>
 

Photo_2▲ 打ち上げ直前の宇宙船から拉致される飛行士たち

            その理由とは…

NASAに納品された生命維持装置に欠陥が見つかり、有人飛行が不可能であると判明したためである。

計画中止で予算を削られたくない科学者たちは、
NASAダマすことにした(!)。

軍事基地内に作られた火星のセットを撮影して、その電波を“宇宙からのテレビ中継”としてNASAの管制塔へ送信する。

電波の異変に気づいたNASA職員は暗殺される!

…と書くと、何だかすご~く面白そうな作品に思えるが
然にあらず、脚本が練りきれてなくて退屈させられる。
 

Photo ▲ 無理矢理 やらせ”を強要される宇宙飛行士たち

 
宇宙飛行士の一人がO・J・シンプソンだけど、筆者は興味無い

本作はイギリス映画なのに、なぜか“東宝東和創立50周年記念作品”である(汗)。

同じく東宝作品で、当サイトでも度々取り上げた
『ガ○ヘド(恥ずかしいので伏字^_^;)』と同じで、
本作も憎めないサイテー映画

大変に志の高い企画で、成功すれば映画史に残る
不朽の名作になれたはずだった…。

こーゆー残念な“出来損ない”映画って、時々あるんだよねぇ…(ーー;)

画期的なコンセプトは素晴らしいのに、製作者の力量不足で上手く仕上がらなかったとか、真面目すぎて大衆にウケなかったとか…。

そーゆー“不器用で真面目な良心的作品”を、
みんなは冷たく酷評する。

「映画は面白くてナンボじゃ」 「暗い映画は嫌い」 「人生の貴重な時間を、駄作を観るために費やしたかねぇ」

…そ、そんな厳しく言わなくてもいいじゃん!(>_<)

一生懸命書いた記事に誰もコメントしてくれない
淋しさがお前らに分かるかッ!?

お前らはノーテンキなんだよ!

人の痛みが分かってない!

もういいッ! ブログやめる!! (`^´)

みんなはクォリティーの高いものが嫌いなんだッ。
 

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2008年12月20日 (土)

自閉少女と魔法の銀貨

昨日、テレビでマジックを観た。
海外ドラマ『 コンバット!』のワン・シーンである。

防空壕に避難した子供たちが、空襲の爆音に怯えている。 金髪の少女は今にも泣き出しそう。

その場に居合わせたサンダース軍曹は、金髪と茶髪の二人の小さな女の子に「魔法だよ」と言ってコインを消す手品を見せる。

が、ぜんぜんウケない(汗)

それでも軍曹は粘り強くコインを消したり、出したり、し続けると、泣きかけていた金髪少女が徐々に笑顔になっていった。 「アタシね、軍曹さん大好き!」

ところが、もう一方の茶髪少女は全く表情を変えない。

軍曹が「えーい!これでもかッ!」とばかりに金髪少女の耳から出したコインを茶髪少女に差し出したが、それでもこの子は黙って受け取るだけで ニコリともしない

ずっと無表情で、言葉も発せず、何を考えていのるか分からないボーッとした痩せっぽちの女の子なのであるw

翌朝になり、軍曹が帰ると知った自閉少女は
黙って駆けつけ、昨日渡されたコインを軍曹に
無言で返そうとした。

軍曹は「あぁ、魔法の銀貨だね。 それは君にあげるよ」と言う。 すると自閉少女は、初めてニヤッと笑みを浮かべ 、嬉しそうに銀貨を受け取ったw

なんてユーモラスな脚本・演出だろう!!

手品にも喜ばなかった子供が、現金を貰って初めて
ニヤッと微笑むのである!

筆者も子供の頃、お金を貰ったときだけ勉強した
そうだ…(母談)

ジヘー児は夢より現実に生きている。 その態度を
みんなは「冷たい人」と誤解する。

コンバット!』の洒落た演出には大満足したheart01

定型…否、変節発達の腐れ俗物どもには『 コンバット!』の本当の魅力など分かるまいッ!<`ヘ´>

ちなみに今回のエピソードは第142話「七日間の休暇」である。共演キャロル・ローレンス。 シリーズ中でも異色の恋愛モノで、戦闘シーンがほとんど出てこない渋いエピソードだ(-。-)y-゜゜゜

サンダース軍曹役でお馴染みのビック・モローは和製スターウォーズ『宇宙からのメッセージ』に主演(!)し、その数年後にスピルバーグ製作の『トワイライトゾーン(ミステリーゾーンの映画化!)』の撮影で事故死してしまった!

そして残された息女が、のちに稀代の自閉女優となるジェニファー・ジェイソン・リーなのである!

この日、テレビ朝日で『マジシャンNo.1決定戦』というのをやっていたが 馬鹿すぎる内容で、いかにも定型が喜びそうなアホ芸のオンパレードだった…。

一口にエンターテイメントと言っても優劣、貴賎がある。

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2008年7月25日 (金)

くたばれ!都市伝説

本日午後9時からテレビ東京系で放送された
「やりすぎ都市伝説…禁断の七不思議SP②」
という番組の中で、酷い盗作を発見した!

“身の毛もよだつ都市伝説”と銘打った山本梓主演
の再現ドラマ『真夜中のガソリン・スタンド』

これは筆者の大好きなホラー映画『デビルゾーン
盗作である! 都市伝説じゃない!!

パクリでもなくて完全な盗作! まさに “やりすぎ”!!

デビルゾーン』は4話の短編からなる傑作オムニバス・ホラーなのだが、今回盗作されたのはよりにもよって筆者が一番好きな第1話だった!!

チェーンスモーカーの主婦が真夜中のガソリン・スタンド
 殺人鬼に襲われる『 恐怖の錯覚殺人( トパンガの恐
怖)』という作品…(ーー;)

未見の人にはネタバレになってしまった…(-_-;)

テレビ東京、ひどいぞ!!
よくも台無しにしてくれたなッ!

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2007年10月28日 (日)

ブレイブ・ワン

Photo

 
映画を公開初日に観たのはコレが初めてである。

本作は、そのプロットが筆者の大好きな『 狼よさらば 』にソックリなので、封切り前から楽しみにしていた。

ズバリ、“正義の復讐は許される”というテーマの作品。

ジョディー・フォスター演じるエリカ(『ふしぎだね!?アスペルガー症候群(高機能自閉症)のおともだち』のオモシロ自閉少女「えりかさん」じゃないよw)は、行きずりのチンピラに最愛の婚約者を殺され、その苦しみから逃れるために、不法所持の拳銃を使って街のゴロツキどもを処刑していく…。

主人公の復讐女は、多数派のみなさんにとってはムカつく個人主義者、自閉症みたいなヤツ、としか思えないでしょう。

本作は繊細な感性を持つ少数派の映画ファンが、いろいろなことを妄想しながら観るのにピッタリの自閉映画です。

告発の行方』のようなエグい問題作とは違い、本作は地味な凡作である(筆者はストイックな作品の方が好きだが…)。

閲覧者のみなさまはワザワザお金を払ってまで観に行くほどじゃありませんよ。テレビの洋画劇場でやったら観てみようかな、という程度の映画である。

「ラスト15分の衝撃の結末!」と大袈裟に宣伝されているが、実際には普通の海外テレビドラマ並みの脚本だ。

ラブシーンとラストシーンで、サラ・マクラクランの歌がシットリと流れるのがいかにもベタな感じで、世紀の愚作『 シティ・オブ・エンジェル 』を想起させた…(-_-;)

娯楽としては失敗作だと思うが、それでも本作が持っているメッセージ性や主演女優のニヒルな魅力と寂寥の美しさ(本記事冒頭の画像を見よ!)は超一級、筆者にとっては素晴らしい作品であった。

映画作品の“凡庸な美しさ”のサンプルとして価値のある逸品であり、筆者は存分に堪能できた\(-o-)/

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2007年7月27日 (金)

ダイハード4.0

ハッカー界のジェダイ・マスターと呼ばれ、
テロ組織の居場所を突き止める凄腕ハッカー、
ワーロック。その正体は母親の家の地下室で
パソコンやスターウォーズ・グッズに囲まれて
ひきこもる中年ニート、フレディ!

観て来ましたよ!ダイハード4.0 (^○^)丿

壮大!これはアクション映画というよりディザスター・ムーヴィーだ!テレビ電波をジャックして、ホワイト・ハウスが爆砕・崩落する様子をアメリカ国民に視聴させる陰険なサイバー・テロリスト、ガブリエル!

ターミネーター 3も真っ青の壮絶トレーラー・チェイスが展開!追跡するF-35戦闘機からミサイル攻撃を受け(運が悪すぎる!)、逃げ回る我らがジョン・マクレーン刑事!

ヤツは不死身だ! ビックリ、唖然!

孤軍奮闘するマクレーン刑事がテロ集団のボスと
無線で交信してイヤミを言い合う“お約束”も健在!
皮肉屋の筆者には嬉しい演出である。

マギー・Q演じる美人カンフー女、マイがマクレーン刑事と大乱闘!この男女の殴り合いも ターミネーター 3 を彷彿とさせる大迫力!痛そうで怖い!
でも筆者が好きなアジアン・ビューティーはケリー・フーだよ!(←関係ないかな。)

マクレーン刑事の愛娘、ルーシーが初登場!
テロリストに拉致されてしまう!

浮世離れした美貌のマイ(マギー・Q)とは違い、フツーのアメリカ人の顔をしたルーシー(メアリー・エリザベス・ウィンストン)は、いかにもマクレーンおやじの娘って感じでリアル!

自閉症の筆者はずっと、みんなが大して美人でもないブリッ子を「カワイイ」といってチヤホヤする意味が分からなかったが、リアルなルーシーを観て初めて「カワイイ」の意味が分かったような気がする。

定型発達の世界では“チョイ美人”が最高のセックスアピールなのだ!

エンドロール直前の微妙なラブシーンはすごく洒落ている。あぁいう演出が大好きだ。やはりどんなジャンルの映画においても「男女の愛」は欠かせないモチーフのひとつであるようだ。

とにかくダイハード・シリーズのカタルシスは美しい!

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